読書とパスタ

朝起きて何もすることが無く暇だったのでとりあえず読書。

角田光代の『いつも旅のなか』を読む。理由など無くただ目の前にあったから。読んでみて、なるほどなるほどと感心。著者の書いていた当時は内容から想像するにおそらく三十代半ば。自分と同年代の女性が旅に出るとこんなことを考えてるのかと疑似体験。書かれている内容はなんのことはないとりとめのないことなのだが読んでいて面白い。

面白くてなんだかかわいらしい。かわいらしい、なんて言ったら怒られるかもしれない。でも本当にかわいらしいのだ。まるで少女が旅をしているような。

ひとしきり読んで途中で飽きて別の本を探す。沢木耕太郎の『天涯2 水は囁き月は眠る』を手に取る。この本は写真が多く、その中に文章が少し挟みこまれている。『いつも旅のなか』を読んでいて中の写真があまりにも綺麗でほかにも綺麗な写真が見たくなってこの本を手に取った。そしてその選択に間違いは無かった。どの写真も見とれてしまう。ジャマイカにいる子供たちの笑顔。サンフランシスコの明け方の空。マドリードリスボン、ロンドン。それぞれの写真達を眺めていると不意にその本に書かれている言葉が飛び込んでくる。

《旅に病んで夢は枯野を駆け巡る》芭蕉の句

《猫は旅行を好まない、ただ自由を好む。》ジャン・グルニエ『孤島』(井上究一郎訳)

 

昼食にパスタを食べようと思い立ちドラッグストアに出かける。

日差しが強く汗かきながらひとまずコンビニへ涼みに逃げ込む。雑誌のサンデーを立ち読みしようと探すのだが見つからず。ぶうぶうと文句をたれながら再出発。

汗かきながら目的地のドラッグストアに逃げ込むように入って、ホールトマト二缶、コンソメソース、ベーコンをかごの中へ。バニラヨーグルト、菓子類をまとめ買いしてレジへ。レジ袋に買ったものを詰めて帰路につく。いやあ本当に暑い。暑いのだが、晴れ晴れした空やこれでもかというくらいの緑を目の当たりにすると、なんだかどうでもよくなってくる。まあいいか。

そんなこんながありながらパスタを食べる。

おいしかった。

いつも旅のなか (角川文庫)

いつも旅のなか (角川文庫)

 

 昼は寝てました。

なんだか頭が痛い。扇風機を弱めた午後でした。

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