晋平太 VS R指定の感想
やっぱりR指定が上手くてクレバーで晋平太よりも勝っていたと思う。晋平太もすこし戸惑いというか狼狽していたように見えて終始R指定が主導権を握っていた。
R指定は文章の組み立てがうまく二重三重の意味を込めてくる。それでいてちゃんとオチをつけてくる。その上手さが若干軽さにも見えなくは無いけど、そんな一点の曇りを吹き飛ばすだけの軽快さがあった。まさに芸術。短歌や俳句の次にくるものそれがR指定のラップ、そう思う。
個人的には勝者はR指定でいいと思う。
晋平太も上手く返していたと思うけどR指定ほどではなかった。
ただ、ただ・・・・。
最後の最後に放った晋平太のお前は「助演じゃない主演だ」の言葉がR指定に深く刺さった気がした。もちろんこれはR指定の助演男優賞に引っ掛けたdisなわけだがそれがR指定に目に見えて効いているように思えた。そのたったその一つのポイントによってまあ、この審査結果はしょうがないかなと僕に思わせた。
ただ僕の中では勝者はやっぱりR指定だ。
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尚、Lilyの審査について批判のコメントが散見されたが、個人的には上記の考えから妥当だと思う。別に空気を読んで晋平太をWinnerにする必要も無いだろう。最後に付け加えておく。